休日について

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塾として休むべき日

家庭行事の邪魔をしない

今年のGWは前半と後半に分かれています。
前半は4/27~4/29で後半は5/3~5/6ですね。
4/30~5/2が平日となるわけですが、結構ここで有給を取って休まれる方が多いようです。

その結果4/27~5/6までの10連休を取って旅行に行かれる家庭もあるようです。
本校の方針は家庭行事の邪魔をしないと言うことが大前提ですので、ここは丸々10日間校舎を閉めます。

様々な職業の休日事情

いま上げたのはサラリーマンと呼ばれる系統の職業です。
ですが、サービス業はそうはいきません。
ここがかき入れ時だからです。

比較的ホワイトなサービス業だと4/27~5/2休んで次の四連休は出社とか前半の三連休に出社して、後半の四連休を休むとかにしていることが多いはずです。
中には4/30~5/2のみが休みのところもあるでしょう(まぁまぁブラックですが)。

へーそうなんだー。

私自身20代のころは飲食、30代前半はアウトドアフィールドと塾講師の傍らサービス業もしていましたのでここら辺の事情は詳しいのです。
また、私の弟は飲食店への食材卸の仕事をしているので色々聞くことが出来ます。

こういうご家庭の事情を無視してはいけないと思います。
サービス業の方には取っては家族の休日と、仕事の休日が合わない人も多いはずです。
ですので、思い切ってGWは校舎も大型連休に入るのです。

年間休日

カレンダー上取れる休みと年間休日

もう一つ大型連休をとる理由としては、年休の問題もあります。

『年間休日105日』

労働基準法的にはこのラインを達成する必要があります。
今は社員がいないので気にすることはありませんが、将来的に社員を雇用して多店舗展開するのであれば、絶対に避けて通れないところになります。

この105日ですが、単純に土日を全部休むとこのくらいになります。
ですが、実際問題土曜日を休みにしたくはありません

そうなるとどこかで大型連休を取った方が年休105日を達成しやすくなるはずです。
ですので、日曜日と祝日はお休みにしてGW・お盆・正月(クリスマス含む)に大型連休をとるのです。
また、講習会は土曜日も休みにしています。
これで年間休日がどのくらいになるか計算してみましょう。

年間の日曜日      52日
年間の祝日       16日
GW休み          4日
お盆やすみ        6日
正月やすみ        6日
講習会土曜        8日
合計          92日

これでやっと92日なのです。
年間休日105日はなかなか強敵です。
シルバーウイークの力を借りるしかなさそうですが・・・
まだそこまで浸透していないはずなんでどうなんでしょうね。

年休105日確保に向けて

まぁでも90日以上年間休日が確保できていれば、年5回(1回で2日使います)ある模試日を交代で休むと+5日休むことが出来ます。
これで97日です。

次に休みやすいのは定期テスト対策期間です。
テスト対策期間は忙しそうな感じがするのですが、本校は対策プリントを配ってひたすら演習+質問対応と言う形で行っていますのでそこまで忙しくはありません。
しかも全学年合同なのでクラス分けもありません
社員1名と非常勤講師で回せる量です。

ターゲット校のテスト対策期間は2週間取っています。
つまり平日12日を交代で休むことが出来ます。
ただし、この期間は日曜祝日も授業を行っていますのでその分年休が減ります。
結局差し引き5日間の休みを取ることが出来ます。
これが年3回ありますので、最大15日の休みが理論上取れることになります。

ここまでで、年間休日は最大112日となりました。
どうでしょうか?
だいぶホワイトな感じがします。

あなた、大手の時にほかの社員が出社しててもガンガン休んでたもんね。

基本的に仕事が出来ないから出社日が増えるんです。
計画的にやってれば余裕で休めます。

年間休日120日は塾でも可能

ここまで来たら年間休日120日までもう少しです。
あと取れるとしたらシルバーウィークになります。
ここを休日にすると116日くらいまで伸びます。

そして、夏期講習・春期講習・冬期講習が始まる前日を講習会準備日とでも称してお休みにすると119日です。

ここまでくると、あとはカレンダーを見ながらGW・お盆・正月の休みをちょろっといじってあげると120日は達成できることでしょう。

個人的にはテスト対策期間とも模擬試験の運営が年休120日達成の胆だと考えています。
特にテスト対策期間は、先生の出勤日数は半分になりますが生徒の登校日数は倍になります。

保護者の目から見たら、先生が休んでいるようにはとても思えないでしょう。
でもきっちり休んでいます。
サービスの質を確保しながら社員に休みを取らせることは非常に重要だと思います。

確かにこの感じだと家庭行事を邪魔しないし、指導時間も十分に確保できているように見えるわね。

でしょ?でも実際はこれに加えてさらに年次有給が絡んでくるからね・・・
とりあえずは105日かな・・・

最近は土日祝休みの塾もある・・・

大手フランチャイズでは土日祝が全て休みの塾もある

ホワイト-

どうなんでしょう?
実際そんなにうまくいってるんですかね?

土曜日って、授業を組もうと思ったら朝8時から22時まで14時間も組むことが出来ます。
平日は普通に組むと、17時から22時の5時間しか組めません。
土曜日って、平日の2倍以上の時間割を組むことが出来る曜日なのです。

一斉クラスはどうしても授業の列の制限がありますので、貴重な枠を消費するのは苦しいんじゃないでしょうか。

私の塾ではやりたくないですね

単純に計算すると、売り上げの33%は土曜日と言うことになります。

ここを閉めるのは相当に勇気のいることですね。
一斉クラスでやるとしたら
中3   月曜水曜金曜
中1・2 火曜木曜
となるでしょうか。

勉強時間的にもなんか微妙です。
こりゃダメですね。

週2回ってなんか微妙・・・

なんか適当にやってる塾みたいだね。

勉強出来る子なら、週2回とかでもいいかもしれません。
ですが勉強出来ない子は、ほおっておいたら絶対に自分ではやらないはずです。
ですので、塾に来させて勉強させなければいけません。

やっぱダメですね。

個別指導専門の塾なら可能か・・・

一斉クラスの塾ではこれは微妙なプランでしたが、個別指導の塾であるならば可能です。
実際大手にいたときに個別指導部を持ったこともあるのですが、基本的にみんな月曜~金曜に授業を受けたがります。

週3の生徒は月水金で週2の生徒は火木とかが多かったですね。
一斉クラスと違いかなりフレキシブルな時間割が組める個別指導では、土日を休みにすることは運営効率も上がるのでなかなか有りな作戦かもしれません。

ゴールは年休125日、平均給与600万。

社員は元可愛い生徒かもしれない

何年先になるのかわかりませんが、一応の目標です。
男性の平均給与が500万円中盤と言うデータがありますので、そこを超えるようにしたいと思います。
そして、ブラックと言われる塾業界ですが、自分についてきてくれる部下にはいい暮らしをさせたいと思います。
塾業界の社員は半数以上が卒業生なんて塾もざらにあります。
ですので年間休日も120日+有給5日で125日は絶対に休ませたいところです。

それは実現すれば、かなりホワイトなのでは!

平均給与は、関東の数字を含んだものです。
地方基準ならかなりいい方だと思います。

ほほう!

実現モデル

まず運営形態は一斉クラスと個別指導(ICT含む)の両方ある塾です。

社員は主に一斉クラス(小中)を担当し、非常勤講師で個別指導クラス(中高)を担当します。
こうすることで、社員に休みを取らせるとき非常勤講師がいつでもピンチヒッターとして登板出来る体制が作れます。

社員2名の人件費はおそらく1500万円位かかるでしょう。
そして非常勤講師を月~金で1日3名出勤させるとしたら年間で400万円程度かかるでしょう。
それ以外の経費は大体300万円位になるはずです。

そうすると2200万円が経費として最低飛んでいく形になります。
これを稼ぐために必要な生徒数ですが
小学生30名 単価15000円 年間売上 540万円
中学生50名 単価20000円 年間売上1200万円
高校生20名 単価22000円 年間売上 528万円
*年間平均在籍人数、中央値である8~9月の人数で概算

実は今適当にこのくらいかな?って数字を入れて後から計算してみたんですが、ぴったりでした。

もう感覚でしみついているのね

おれすげー

ここら辺を損益分岐点に考えてビジネスモデルを立てると上手く行きそうな感じがしてきました。
きっとうまくいくことでしょう!

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