何事も初めが肝心
最初の授業は慣れていてもさすがに緊張します。
何年やってもこればかりは慣れるものではありません。
授業ちゃんと理解させることが出来るだろうか・・・
みんな遅刻せずに来るだろうか・・・
日にち間違えている子はいないだろうか・・・
etc・・・
あなた、早く寝なさいよ・・・
大手に勤めているときでさえ緊張するのです、これが個人塾だと・・・
緊張というか、プレッシャーが半端なかったです。
慣れている私ですらこうなのです、塾経験なしで開業される方は、念入りに授業計画をたてて模擬授業してから本番にのぞまれたほうがいいでしょう。
ドキドキでしたが、授業が始まってしまえばそんなものは吹っ飛びました。
まだ一斉クラスは中1しかいませんので、内容はそんなに難しくなく、みんな良いレスポンスです。
もうのりのりで授業しちゃいました。
初日からぶちかましてやったりました!
それでそんなに機嫌がよかったのね!
帰り際に生徒の一人が、『先生が破産しないように友達連れてくる~』って言って帰っていったのには正直うるうるしそうになりました。
話を聞くと、どんな塾なのか様子をうかがっている友達が何人かいるようです。
十分な広告を打てば、新規開校塾は地域で話題になりどんな塾なのか様子をうかがっている生徒がそこそこいるようです。
ですので、最初の授業から生徒をつかみに行くことが非常に重要と言えるでしょう。
開校してからも募集活動はやめない
正直初回授業がある週は忙しいです。
各種機材のチェック、教材のチェック、授業準備・・・・
多くの塾長がそちらばかりに意識が言って、募集活動がおろそかになるはずです。
しかし我々は個人事業主です、募集=売り上げ=収入。
自分の双肩に家族の生活がかかっています。忙しいからと言って募集活動をないがしろにして言いはずがありません。
チラシをまき終わったのであれば、違うことをしましょう。
私は、この週はWEB媒体での活動をメインに行いました。
知人・友人にHPやブログを読んでもらって知り合いに拡散をお願いしたり、過去の卒業生に口コミを書くようお願いしたりしました。
その結果かどうかはわかりませんが、4月に入ってから一人入学してくれました!
何がヒットするかなんて、だれにもわからないもんね!
常に募集活動を頭に入れておくこと
実は結構な割合なのですが、募集活動に消極的な先生がおられます。
かれらは
『先生と言う立場である以上、生徒=お金ではない!』
と言う信念をもち
『いい授業をしていれば生徒は自然に増える』
と考えています。
別に間違ったことではないですし、否定もしません。塾講師の心構えとしては素晴らしいことです。
きっとその塾に通っている生徒さんは幸せだと思います。
ですが、それはあくまで一講師としての在り方です。
このブログを読まれている方は、塾長であり、教室長であり、また今から塾を開業しようとしている人でしょう。
校舎責任者は、教育者としての一面と、経営者としての一面を同時に持たなければいけません。
とても良いものを作って大ヒットしたのにつぶれかけた会社あったわね
確かにいい授業をして、生徒の満足度を上げていればそこそこ生徒は増えていきます。
ですが、考えてみてください、あなたの塾の近くにある個人塾はいい授業していないと思いますか?
あなたの近くにある大手塾は素人の集まりですか?
絶対違うと思います。どの塾の先生も、子供が好きで、教えることに喜びを感じているから塾の先生をやっているはずです。
それだけでは勝ち残れないのです。特に大手なんて、莫大な広告費をかけて勝負に来るわけです。
良い授業しているだけでは生き残れません。
恥も外聞も捨てて、あらゆる手段を尽くしましょう。
具体的な目標をたてて、募集活動しましょう!
私は夏期講習が終わるまでに30人を突破することを目標にしています。
少なくない?大手に勤めていたころのあなただったら、45人位行ってたわよね?
ちっ、意外と鋭い・・・
というわけで、夏期講習終了までに45人を目標にします。
売り上げ的には、45×15000円=67万5千円
非常勤講師が雇えるレベルですね。
コメント