ブログを書くことの意味

塾経営

自己管理方法としてのブログ

人間は生物です、生物の根本的思考は楽な方向へ流れるように出来ています。
何某も一応人間ですので、生物と言うくくりの中のインスティンクティブな声の叫びから逃げ切ることはできません。

暇になるとすぐゲームしたりアニメ見たりなろう系読んだり・・・

勤めていたころは、大まかな業務計画がおりてきますし、募集や売り上げなどにもノルマがありますので業務が管理されている状態になります。
しかし、個人事業主はいわば自分が社長であり・エリアマネージャーであり・前線指揮官です。
誰にも管理されていない状態になりますので楽をしようと思えばいくらでも楽が出来ます

わたしぼーっとするの得意よ!

そういう人は起業しちゃだめね・・・

ですので私は自己管理の方法の一環として、業務報告の意味合いもかねてブログを書くようにしています。

読んでくれている皆さんが私の上司みたいなものですね。

何もやっていなければブログが書けませんので、仕事をさぼらないための自己管理システムになっています。

業務管理としてのブログ

日常の業務内容をドキュメント的に書き綴っていますので、見方を変えれば業務報告に近い状態になっています。
自分の活動報告をブログとして記載しつつ、現状の生徒数・粗利などを記録していけば経営戦略を考える上での参考にもなります。

スプレッドシートやエクセルを使っても良いのですが、誰かが読んでいるかもしれないと言うほど良い緊張感がいい感じです。

また、ただの数字や文字を並べただけの記録よりも、誰かに読んでもらうことを前提とした記録にはストーリー性が生まれます。
その結果、思考がまとまりやすくなったりアイデアが浮かんできたりするような気がします。
今はまだ一年目ですが、これが二年目・三年目となってくると、ブログのタイトルを見返せば募集活動の活動量が年間で比較出来ます
また一年を振り返って反省して次年度の活動に生かすことも出来るでしょう。

塾と言う業界は、年々積もった地域からの信頼もありますが、学年ごとに雰囲気がガラッと変わるものでもあります。
教室長が運営方針を変えると、次入学してくる学年からガラッと雰囲気が変わることも珍しくありません。

毎年毎年、ゼロからスタートする感じね

そうです、まさにRE:ゼロ・・・です。

経営ブログと教室ブログは分ける

経営ブログは、何某が運営する塾の数字や経営戦略を書き留めたものになります。
もしかしたら、保護者の中にはこういった内容を嫌う方もおられるかもしれません。
ですので、私は対外的な読み物としての『経営ブログ』と教室の日々の出来事や教育理論などを綴った『教室ブログ』を別で書いています。

時々、書く内容を間違えそうになります(笑)

それで定期的に私に読ませてるのね。

まぁ、事業の現状報告と文書校正が同時にできるので・・・

話は変わりますが、教室ブログを書く際は個人情報関係には気を遣うようにしましょう。
時々実名や、生徒の顔写真を載せている方がおられますが、乗せるときは念入りに保護者の方に許可を取った方がいいでしょう。

個人的意見ですが、教室ブログに乗せる内容は【教室の出来事】:【教育理論】:【塾長の休日】=6:3:1くらいがバランス良いような気がします。

対外向けのブログと違い、教室ブログは塾生の保護者の方が読まれることが多いはずです。
塾業界は本質的にサービス業(ここ忘れてる人もいますが・・・)ですが、お金を出す人とサービスを受ける人が別人というちょっと特殊なサービス業になります。
子供たちは毎日塾に来て楽しく勉強してくれて満足度が高いケースでも、保護者は基本面談か送迎の時くらいしか塾にいません
定期的に塾の日々の出来事を発信し続けることで、生徒さんが家で塾の内容を話すことと合わせてより鮮明に保護者の方が校舎の日常をイメージできるようになるでしょう。

学校と違って参観日とか無いし、クラブ活動なんかもないもんね。

そうです、イメージ出来なければお母さんどうしの会話にも上って来ません。

ここを怠ると、たぶんお母さん的な評価基準は定期テストや模擬試験の点数しかなくなってきます。
それだと、点が上がっていなければ一発アウトになる可能性すらあります。
ですので、塾でどんなことをやっているか発信し続けることは重要だと思います。

また、保護者どうしの会話の話題にしてもらうためにもブログは重要だとおもいます。
塾の日常以外にも、塾長のプライベートや教育理論を乗せることにより、『あそこの塾はこんな感じ』『最近塾長魚釣りに行ったみたいよ』などの話題を提供するのです。

見てきたわけではありませんが、きっとこんな感じの日常が送られているんではないでしょうか。
口コミと言うものは作られるものではなく、作りに行くものです。
一年後の校舎の生徒数が、今日の記事の正しさを証明してくれることでしょう。

それでは今回はここまでにしておきましょう。

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