塾講師としての心得

塾経営

大前提として忘れてはいけないこと

保護者や生徒は客であるということ。
私も含めて人間は普段から『先生』などと呼ばれていると、だんだん自分が偉くなったように錯覚します。
徐々に保護者や生徒に対して横柄な態度になって行く可能性があります。
特に個人塾はここに気を付けるべきです、個人塾開業者は、そのコミュニティーにおいてすべての決定権を持ち、だれも諫めるものが存在しないため、きちんとセルフコントロールすることが必要です。

横柄な態度になって、保護者に嫌われた時、保護者はめんどくさいのでたぶん一々注意してくれないでしょう。ただ、黙って生徒とともに消えていくはずです。

あ、あたしもそうするわよ。医者にもそういう人いるけど、二度と行かないわ。

ちなみに、『先生』と言うことばですが、お隣の中国では『~さん』と言う意味です。(昔は違います)香港の友達に郵便物を送るときに宛名に~先生と書いています。
偉くもなんともないですね!

塾講師としての心得

生徒を怒る講師は二流です一流の講師は生徒をほめて伸ばします。
生徒を怒って言うことを聞かそうとするのは、はっきり言って素人です、そんなことは誰でも出来ます。
怒られた生徒は嫌な気持ちになりますし、下手をするとその日勉強に身が入らないかもしれません。
一流の講師は生徒をほめて言うことを聞かせます。ちなみに超一流の講師はそこに存在するだけで生徒が勝手に勉強を始めます。

生徒が問題を理解出来ないのは講師の説明が下手だからです。
なかなか理解してくれない生徒に対して、ついイライラして、『なんでこんな問題もわからないの!』と言ってしまう先生がいます。
視点を変えてみましょう、『なんでこんな問題もうまく説明してくれないの?』
なかなか理解しない生徒に対してイライラするのはプロ意識が足りません。
自分の技術力の低さを他人のせいにしているようなものです、塾講師としては最底辺です。

生徒が遅刻するのは講師の授業がつまらないからです。
普通に常識的に考えて、聞けば問題がすらすらとけるようになり、面白い授業をしていればみんな早く塾に行こうとするものです。
生徒が遅刻をするのは単純に講師の授業の質が低いからです。

接客業として守るべき、学習塾の3C

★communication
教室がそこそこ大きくなり、ほかの先生にまかせっきりになる生徒が出てきたときでも、これを怠るのはナンセンスです。
登下校時に捕まえて、2~3言でいいので必ず会話することが大切です。

★cooperation
勉強以外でもいいでしょう、生徒さんと何か一緒にやることも重要です。
信頼関係の構築にもつながります。
信頼関係の薄い先生の言うことなど誰も聞いたりしないでしょうから。

★comfort
生徒の皆さんが、気持ちよく登校出来る校舎を心がけましょう。
掃除・気温・照明・匂い・etc・・・色々あるかと思いますが、気が付いたことはすべてやっていきましょう。
学年が上がるとともに、みんなこういったことに敏感になって行きます。
また、高校生にもなると自習室にこもったりする生徒さんもかなり出てきますので、ここもかなり重要な要素になって行きます。

実はこの内容は、校舎HPの塾長ブログにも同じようなことを書きましたが、非常に重要だと考えていますので、こちらにも記載しておきます。

ぱくりだわ

そゆこと言わないの。

今日はここまで!

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