地道な物件さがし①

塾経営

個人塾経営は、立地が命。求める物件に出会うまで妥協しない。

私より先に開業した友人は、物件探しに半年かかったと言っていました。


『ほんとにそんなに時間かかるの?』と思いながら探してみると・・・
これがなかなか無いものです。

場所が微妙だったり、大きさが微妙だったり・・・
いい感じの物件は妙に家賃が高かったり・・・

まぁ、実際どんな業種であっても立地が良くて広くて安い物件は先に売れていきますし、なかなか空くこともないでしょう。

スーパーで形のいい大根や、巻きのいい白菜から先に売れていくのとおんなじね!

実際物件を探して比較しているときにびっくりしたのですが、20坪程度の物件で同じような立地条件のものを比較したところ、片方は18.5万円でもう片方は7.7万円でした。

18.5万円の物件ってすごく高そうに見えるけど、だれか借りる人いるの?

おそらく誰も借りる人はいないと思います。
去年も空いていたし今年も空いたままでした。

塾の指導形態と時間割も考慮して物件探し

一言に塾といっても、指導形態はさまざまです。


大まかに分類すると


①一斉授業:学校と同じような感じの授業形式
②個別指導:先生1人に対して生徒1~4までの少人数制授業形式
③自立学習:ITC系の教材を用いて、講師は教えることよりもコーチングに重点をおいた指導

この三種類に分類されます。

ちなみに私が大学受験の時に行っていた塾は個別指導塾でした。
大体10坪くらいの大きさでしたね。

個別指導・自立学習の形態で開業するのであれば必要な教室は、面談室・教室となります。まぁ人によっては自習室もつけたい人もいるでしょう。


個人塾で個別指導形態の開業の場合、普通の運営力を持った先生の場合30~40くらいの生徒数になるようです。
ちなみに、このくらいの人数であれば個別指導・自立学習どちらの形態でも塾長一人での運営が可能です。


将来的な拡張性を考えて20坪くらいあると夢が広がります。

わたしは先生がホワイドボードに向かって授業するタイプの塾に通っていたわよ。

一斉クラスでの開業を考えるなら、教室は2つあったほうが良いのではないでしょうか。


初めは塾長一人でやるとしても、ある程度人数が増えてきたらもう一人先生を雇って、文系科目・理系科目と担当を決めて授業をすることになると思います。
そうなると片方の教室で文系の授業をしている間はもう一つの教室で理系の授業をして、2列の時間割を組んでいったほうが運営効率が良くなります

また、一斉クラスを掲げて営業していても、一斉クラスについていくことが出来なくなる生徒が一定数出てきます。(一部の神クラスのシャーマンを除き、すべての生徒を完璧に理解させることは至難の業です
そういった場合は非常勤講師を雇って個別指導をしてあげたほうが保護者の方も安心されるでしょうし、我々指導者側も絶対に生徒を見捨てないという信念を保つことが出来ます。
そうすると、必要な教室は受講室2部屋と面談室兼個別指導室に加え好みで自習室といった具合になります。


一斉クラスの場合大体60人くらいは集まるかと思いますので、15~20坪は欲しいところです。

ちなみに私の理想は、小学生から高校生まですべて扱うことです。高校生は映像授業等ICT教材を使いたいので自主室兼受講室は必須になります。

ここまでくれば、生徒数は200人となり、年間の売り上げも6000万。
社員も何某塾長を含め4人と非常勤講師10名
地域の顔となり、大手を駆逐することが出来るでしょう。

これで年収いくらになるの?

たぶん1500万~2000万くらいです

愛してます!

毎日毎日不動産情報をチェック、個人塾経営は気合

前々から独立は考えていたのですが、私が独立開業すると決心したのは2022年4月ごろでした。
開業する時期を2023年4月1日と定めてから毎日毎日ネット上の不動産情報をチェックしていたのですが、これがなかなか見つかりませんでした。


掲載している物件は不動産屋によって全然違うので、5個くらいの不動産検索サイトをチェックするのを毎日の日課とするとともに、自転車を使って近隣の物件の空き状況をチェックして、空いていそうな物件を不動産屋に調べてもらうなどのこともしました。

もうほんとに物件なかなか無いんです。
狙っていた地域は大手が参入していない地域だったんですが、きっと物件がないから来ていないんじゃないでしょうか。

毎日自転車で走り回って、もしかして痩せた?
塾開業ダイエットブログ書いたら面白いかも。

痩せませんでした、ストレスで太りました・・・
次回は、物件を決めるまでの回想録になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました