『理系数学入試の核心』とは
今回は理系数学入試の核心について解説していくわよ。
『理系数学入試の核心』とは、Z会が出版する、数学の問題集で『標準編』『難関大編』の2冊で構成されています。
問題のチョイスはさすがZ会とも言うべきで非常に内容の濃いものとなっています。
Z会はかなり重厚な布陣をくんでいるわね。
標準編』は数学ⅠAから数学Ⅲまでのすべての単元の重要問題が150問の構成となります。
『難関大編』は60問の構成で、理系入試で出題頻度の高い微分・積分、図形、整数分野をとくに多く収録しています。
上位大学を考える理系の受験生には必須とも言うべき問題集と言えるでしょう。
『難関大編』は問題が少ないってことは、少ない問題で中身がとっても濃くなっているのね。
『理系数学入試の核心』の口コミ・評判
『理系数学入試の核心』をバイブルと言う意味で、古典的な数学の問題集と言う人もいます。 この問題集は数学の本質を突くため、あえて手間がかかる解法を選択して解説している場合があるようです。
と言うことは、かなりの数学力がないとこの問題集の良さを理解できない可能性があるのね。
そういったこともあり、この問題集のレビューを見てみると賛否両論あるように見えますが、難関に合格している人と思しきレビューは高評価に偏っているように見えます。
伝説の勇者にしか装備できない鎧と同じ感じね?
『理系数学入試の核心』のレベル
問題集のレベルですが、『標準編』はあくまで『理系数学入試の核心』に迫るための標準と言う意味でしょう。ですので広島大学レベルの上位国公立やMARCHレベルの受験者が対象となります。
全然標準じゃないわね・・・
『難関大編』のほうは・・・東大・京大・医学部・東工大・早稲田・慶応を受験する人と旧帝国大学で数学を武器にする人以外は不要かもしれません。
まさに伝説の勇者の試練だね。
ですが、数学に本気で挑みたい人を止める気はありません、是非挑戦してみてください。
『理系数学入試の核心』使い方
次に、この問題集の使い方ですが、志望大学の過去問に本格的に挑む前の最後の一冊として使うとよいと思います。
リーサルウエポンだね。
また、問題を読んで解法を考えた後、実際に解かずに解説を読むことによって知識として蓄積していくといった使いかたも有効であると考えられます。
えっ?読み物?
数学は基本事項をインプットするための授業は皆さん受けられているはずですが、上級テクニックをインプットしていく機会は少ないはずです。
そういう使い方もあるのね。
『理系数学入試の核心』が終わったら
この問題集が終わったら何をすればいいの?
これ以上の問題集は基本的には必要ありません、どうしても問題集が欲しい場合は『大学への数学』の月刊誌に手を出すのも面白いでしょう。
私には手が出ない問題集ね。
ただ、数学は答案の書き方で大きく得点に差が出ますので、出来ればZ会などで答案の添削をしてもらうと良いでしょう。
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