大家との紛争③

民事調停

一度延期された調停会が終わりました。
結論から言うと調停不成立。

もうちょっと歩み寄ってくるかと思ったのですが、大家側は自身の過失を全否定してきました。

イヤーびっくりしました、そんな方法で責任を回避してくることが出来るとは。

何言われたの？

大家ー管理会社ー仲介業者ー私
と言う状況で話をしていたはずなのですが、どうも大家の言い分によると管理会社に物件どう扱おうかと相談したことはあるが、賃貸に出すことは考えていなかったとのことです。

言い分によると、管理会社と仲介業者が勝手に私に物件を紹介して、勝手に契約書を作成して、勝手に賃料を入金させたとのことでした。

そんなことありうるの？

なぞです笑、私仲介業者立ち合いのもと大家さんと直接お話してるんですが・・・

よく言われる言い回しを使うと、予想の斜め上からの主張でしたのでびっくりするとともに相手側の弁護士の手口に感心しました。

それでも一応大家側から和解妥協案は出てきました。
もう煩わしいことにかかわりたくないと言う理由でしたが、和解金として２０万円ほど提示されました。

？？なんで自分に過失がないと主張しているのに２０万円払おうとするの？

なぞです。

民事調停は、一度合意になると基本的には変更することが出来ないそうです。
つまり、同一案件での訴訟が不可能となるようです。

もしかしたらはなから訴訟を覚悟していて、２０万円で合意してもらえればラッキーくらいの感覚で来られたのかもしれません。
しかも面白いことに、今回合意してくれるのであれば２０万円支払うが、そうでないならば次回以降の調停には参加しないとのことでした。

つまり、持ち帰って弁護士に相談すると言うカードを封じられたわけです。
さすがは弁護士、なかなか素人の心情をつついてきます。

ほほう、これは不確定要素の不安であおって、目先のエサで釣る気ですね。

釣られるの？

釣られません、２０万は誤差みたいな金額です。
それにもし本当に大家さんが何も知らないところで契約が進んでいたのであれば、大家さんからお金をもらうのもおかしな話です。

今回の調停会で浮き彫りになったのは、私の訴訟相手が大家さんではなく、管理会社か仲介業者になってくる可能性があるということでした。
こりゃ中々にめんどくさくなってきました。
おそらくほとんどの人は、めんどくさくなってきたので２０万円で折り合いをつけるんじゃないかと思います。

ですが、まぁ裁判などと言うものは一生のうちにそうそうお目にかかれるものでもないでしょう。
結果はどうなるかわかりませんが、マイナスにならなかったらいいかな？くらいの気持ちで訴訟してみようかと思います。

弁護士費用とかも掛かるのに・・・・楽しんでる・・・

いいじゃん！人生一回しかない経験かもしれないんだし！

と言うわけで、第３回目で終わるかと思っていましたが、まだ続きそうです笑。