塾長ひとりの夏期講習時間割

塾経営

夏の広告

夏期講習会の時間割を考えるうえで、最初に考慮するべきは、『自塾の売り』だと思います。
これだけインターネットが発達して、簡単に情報が手に入る現在、夏期講習の料金はどこも似たり寄ったりです。
首都圏とか医歯薬を除けば、大体3万円前後が多いのではないでしょうか。

様々な塾が、自塾の売りを広告で掲げていますが大体以下のような感じです。
★勉強が楽しくなる!
★二学期から生まれ変わる!
★この夏燃え尽きろ!
★この夏から逆転合格!

まぁ表現方法で様々なバリエーションがありますが、どこもこんな感じなのではないでしょうか。

大体よく見るフレーズだわね。

私も大手にいたころはこんな感じのキャッチコピーを使っていました。

これに対して、私の塾は

↑A4二つ折り表紙

↑裏表紙

完全に受け狙いですが、うちは夏休みの宿題をテーマに夏期講習の時間割を組むことにしました。

明確な売り

私はたとえ小学生だろうが、常に大学受験を意識して勉強するように指導しています。
そのため、勉強時間の確保を最重要項目としています。

正直、小学生や中学生は勉強の『質』と『量』を同時に達成するのは難しいです。
ですが、『量』の確保の前提となる勉強時間の確保は可能です。
ですので、小学生でも一日3時間を基本として時間割を構成しました。

前のブログでも触れましたが
1時間目  9:00~12:00
2時間目 13:00~16:00
3時間目 16:00~19:00
4時間目 19:00~22:00

まぁ読みが甘く、小学生が1時間目に集中したせいで、2時間目と3時間目がスカスカになりましたが・・・
ちなみに4時間目は中学生枠です。

この3時間の間、ただひたすらに宿題をやらせ続けます。
小学校1・2年なら3日くらいで終わりますし、3・4年でも5日くらいです。
さすがに6年生はもう少しかかりますが、それでも10日はかかりません。

つまり、ほとんどの子が8月に入るか入らないかのうちに宿題が終わっている状態になります。

半分くらいの生徒さんが夏休み後半で宿題に追われている中、どや顔で勝ち誇ることができるのです。

そして、宿題が終わったらひたすら『漢字』『計算』『英単語』のプリント演習をさせて行き『尋常じゃない量のプリント』を家に持って帰らせます。

入会面談や夏期前の三者懇談でこの夏期講習の方式は当たりだと確信しました。

私から見てもいいと思うわよ。

実際話を聞きに来た保護者が、『それならば下の子もお願いします』と言うケースが多かったですね。

一人でやるんなら、自立学習形式

現在通っていただいている学年層は小2~高1までの全学年です。
全部で9学年あります、きっと来年はもっと増えて10~12学年になると思います。

高校生はスタディサプリを使うとしても、小2~中3まで8クラスも作ると、社員が2人で何とか・・・
しかも朝から晩までたってしゃべり続ける羽目になるので、体力的にも無理でしょう。
でも自立学習・演習形式なら学年混合で実施可能ですので、一人で回すことができます。

ですので、本校では通常授業は一斉クラス形式をとり、講習会は自立学習形式をとるといった方式を今後も採用していきます。
一人塾長の苦肉の策ですが、結構いけてるんじゃないかと思います。

ちなみに、一度に見れる人数ですが、10人は普通に見れそうです。
見る学年にもよりますが、一般的に自立学習系は1:20だそうなのでそのくらいはいけるのでしょう。(人によると思います)

私は、サービスの低下が嫌なので10人超えるんであれば人を雇いたいです。
だれか手伝ってー。

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