個人塾経営の武器、月例レポートとは?
夏期講習中につき疲労がたまっております。
爆弾発言もスタンバイフォーエアーストライクです。
麦焼酎を飲みながらお届けします。
私は毎月保護者に月例レポートを送っています。
基本的な内容は、次の月の校舎の行事予定表や授業料明細そしてイベント参加案内や講習会料金説明など塾の運営に関して保護者に伝達するべきすべてのことになります。
月例の配布物に関しては多くの塾が保護者や生徒に対して発行しているのではないかと思います。
とい言いますか行事予定や、イベント案内などは毎月渡して当たりまえのものものでしょう。
私はこう言った月例の配布物を配るときに必ず生徒一人一人の学習状況も添えて送るようにしています。
保育園の先生も毎月そういうのくれるわね。
結構読むわよ。
ほかの塾ってやってるんですかね?
月例の塾だよりなんてのを出している先生は時々見ますが・・・
学習状況って、一人ひとり書いてるの?
そうですね、今は生徒数が少ないので手書きですが、毎月みんなに書いています。
それは、よむわー。
プリントだけならめんどうで読まないかもだけど。
個人塾経営の武器、月例レポートを送る意味。
あなたの経営する塾が、毎年素晴らしい合格率を誇り、『合格したければ○○塾に行け!』みたいな流れが出来ているのであれば別に毎月メッセージを書かなくても大丈夫でしょう。
ですが、おそらくこのブログを読んでくれている方は、『今から開校しよう!』とか『売り上げがいまいち伸びない・・・どうしよう』と言う方が多いのではないかと思います。
そういう人は絶対毎月こういったものを発行したほうがいいと思います。
教育業界って、『お金を払う人とサービスを受ける人が違う』と言う不思議な形態のサービス業です。
たぶんほかにはほとんどないんじゃないでしょうか?
例えば外食業界に例えると
『俺が金払ってやるから、お前ちょっと飯食って来いよ』
たぶんそんな状況無いでしょう・・・・
ですので、塾講師が一生懸命指導している様子がなかなか保護者に伝わらないんです。
全サービス業界の中でも顧客の満足度が常に低い業界とも言われます。
そんな現実に塾の先生って気が付かないんです。
なんで気が付かないの?
例えば成績が上がっていない生徒がいたとします。
先生はなんとか成績を上げようと、授業終了後も残して補習したりして全力投球です。
生徒も先生の熱を感じ、頑張ってついていこうとしています。
素晴らしい熱血先生ね!是非うちの子も見てほしいわ!
もし、この生徒の素行が悪くて、あまり親から信用されていなかったとしたら、どうでしょう。
毎日がんばって補習していても、保護者は塾が終わったとどこかに遊びに行っていると思っているはずです。
あー・・・それだと、成績上がっていなかったら塾言っても意味ないからと言ってやめるわね。
下手したら、○○塾に行っても遊んで帰るばかりで・・・とか悪評を流される可能性まであるわね。
ちなみにこれは実話です。
ちゃんと月例レポートで
『○○君は、現在かなり厳しい学習状況にありますが、授業終了後校舎に残して延長指導をさせていただいております。結果が出るまではまだ相当に時間がかかる可能性がありますが、ご本人様も頑張っておられますので、どうか温かく見守ってあげていただきたく存じます』
なんて一筆書いておけばどうでしょうか?
全く同じ状況ですが、結果は真逆だとおもいます。
成績が上がらないとき、下手をすると保護者のほうから
『すみませんうちの子がお手間をかけます・・・』
なんて言ってくるかもしれません。
ちなみにこれも実話です。
毎月書くことがない・・・時間がない・・・
まぁ、これ良く言う人いますね。
はっきり断言しておきます。
こういうセリフ言う人は今すぐ校舎をたたんで、適当に就職したほうがいいです。
貴方は塾講師に向いていません。
週何回も直接授業して、何度も話をしている生徒の学習状況報告で書くことがないなんてありえません。
よほど普段生徒のほうを向いて仕事をしていない証拠です。
今すぐ先生と言う仕事をやめたほうがいいでしょう。
また、時間がないなんてのもおかしな話です。
先生を言う仕事は、生徒に勉強させるために『時間は作るものだ!』って教えているはずです。
自分の生徒にはやれと言うことを自分が出来ないなんておかしいです。
今すぐ先生をやめるべきでしょう。
大体個人塾の在籍人数なんてたかが知れています。
数十人位なんじゃやないでしょうか?
私のところは、今開校4か月たったところで24人になりましたが、月例レポートを書くために必要な時間は1時間にも満たないものです。
その時間が作れないわけがないかと思います。
大手に勤めていた時も書いていましたが、その時は一番小さい校舎で100名程度、多い校舎になると300名程度いましたが、毎月私は書いていました。
できないわけがありません。
個人事業主魂を燃やせ。
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