動詞を理解出来ないのは文科省の責任
かなりストレスが溜まっているんでしょうか、今度は文科省にスタンバイフォーエアーストライクです。
中学生に英語教えている先生結構いると思いますが。
be動詞と一般動詞の教え方苦労しませんか?
一般動詞は動詞として理解しやすいのですが、be動詞のほうはかなり理解させにくいのではないかと思います。
be動詞って、動かないからねー
動詞って動くものって感じで教えると、be動詞をどうしよう。
もうあれじゃないでしょうか・・・
文科省と言うか、国語会の重鎮?老害?が悪いんでは?と思ってさえいます。
私のイメージですが、なんか国語の先生って年を取るとみんな頑固おやじみたいになっている気がします。
もっと日本語文法からして、英語寄りに教えていくべきなんじゃないでしょうか?
そりゃまぁ、大陸言語とは並び方からして違うんで、全部は無理でしょうが・・・
せめて品詞の呼び方をそろえるとか出来るんじゃない?って思います。
述語と言う言葉を撲滅するべき
私はbe動詞の理解を妨げている一番の原因は、『述語』と言う言葉にあると思います。
述語を教えるときに、
『なにが、どうする・どんなだ・いる』
と言うような教え方をしていると思います。
これ自体は悪くはないと思います。
むしろ、小学校低学年にはこのような教え方のほうが身に付きやすいでしょう。
ですが、『述語』と言う言葉がいけません。
日本語文法でも『動詞』と言う表現があるはずですが、なぜか『述語』と言う言葉の存在感が強すぎて、動詞と言う言葉の意味を理解していない生徒が量産されています。
ちなみに『述語』として教えられるものは、ほぼほぼ『動詞』と置き換えて教えることが可能です。
『形容動詞』にしたって、形容詞+動詞として教えればなんの問題もありません。
そうすれば
『何がいる(存在)』be動詞:第一文型
『何がどんなだ』be動詞:第二文型
『何がどうする』一般動詞:第三~五文型
と教えることが出来ます。
そうすると、わざわざ英語の授業で動詞とは何かと言うことを教える必要がなくなるはずです。
そのほかの文法用語
もう一つ私が許せないのが、『指示語』と言う言葉です。
英語では『代名詞』と習うはずです。
何故わざわざ違う言葉を使うのか・・・
一つで済む内容なのにわざわざ分けて教えるから『出来ん子ちゃん』たちが混乱して、余計できなくなるんです。
そもそもこの文法用語は、たぶん古くは江戸時代の蘭学から始まり明治時代に固まったものではないかと思いますが、おそらく始まりは一子相伝のあれに近いんじゃないでしょうか。
下手したら、門徒以外には理解しにくくするためにわざわざ日本語文法と違う言葉を使っているんじゃないかとさえ思うこともあります。
大体、英語文法の用語って本気で意味が解りません。
MOZさん『現在分詞』ってどういう意味?
現在形ベースで、動詞の役割と、形容詞の役割を併せ持つって意味よ。
おー、さすが高学歴!
じゃ、同じ形でも違う呼び方をされる『動名詞』は?
動詞にingをつけることによって、動詞を名詞として使うという意味ね。
ちなみにネイティブは動詞のing形だとしか思っていないそうです。
こんなしょうもないことを分けて教えている暇があったら、動名詞と不定詞のニュアンスの違いをしっかり教えておけば、『めがふぇっぷす』にならないんですよ。
文科省は、英語教育が!国際化が!とかしょうもないことを考える前に、ここら辺を何とかした方がいいでしょうね。
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