個人塾の10月集客戦略

塾経営

10月は厳しい時期です

学習塾には春期・夏期・冬期と言った講習会があり、ここが募集期と言われる時期になります。
当然募集期が存在すれば、募集の厳しい時期と言うものも存在するわけですが、私の経験上10月は相当に厳しい時期になるはずです。

年間通してみるとこんな感じです

8月は、募集期に対する回収期なので問題はありませんが5月・10月は本当に厳しい。
大手予備校などでは、この募集の厳しい時期を乗り切るために無料の模試を開催するなどの戦略を立てたりします。

ぱぱのところも無料の模試やるです!

個人塾には自前の模試はありません!出版社から買う模試は販売価格が決められていますので、無料にできません。これは個人塾がまねすることが不可能な戦略です。

厳しい月だからこそ生徒募集に力を入れる

5月・10月の募集結果は、塾の通知表

募集が苦しい時期ではありますが、それでも入会のある塾は存在します
大手に努めていた時期の記憶ですが、在籍人数が100人を超える校舎は5月・10月であっても1名は入会者がいます。
200名を超える校舎だとこの時期でも複数名の入会者がいるのです。

反対に、100人にみたいない赤字校舎(大手は100人未満は赤字になります)はこの時期に入会がほとんどありません。

きっと厳しい時期でも集客力のある校舎が本当に強い校舎なのでしょう。

口で言うのは簡単よね・・・どこかのエリアマネージャーみたい。

10月に打てる募集施策は?

10月は募集に関するイベント性が薄い時期ですが、一つ使えるものがあります。
10月は2学期中間テストがあるはずです。

テスト対策に無料参加できるイベントを打つとある程度の効果があるかもしれません。

私の地域は10月下旬から定期テストがありますので、今週ターゲット中学校にチラシ配りに行こうと思っています。

なるほど!

無策ではないのだよ!

それでも一年目は厳しいかもしれない・・・

10月が終わる前に言い訳しておきます。

本校はまだ開校1年目ですので、そもそも生徒数が少ないので10月の新規獲得は厳しいかもしれません。

あーあ、、普段人には『成功する方法を考えて実行し続けなさい』って言ってるのに。

いや、さすがに厳しいのではないかと・・・

9月末から体験の子が1名は入塾するとは思いますが・・・
それを除いて1名以上新規問い合わせが来るように頑張ります。

安易な値下げキャンペーンはやめた方がいい

値下げは自分の首を絞めるだけ

○○月の入会は授業料○○%OFFとか、テキスト代無料とか言うチラシを時々見ますが、皆さんはどう思われますか?

私はこういったキャンペーンはよほどのことがない限りやらない方がいいと思います。

例えば10月入会者は教材費0円とか広告を打ったら、9月30日に入塾した人がどう思うかです。

チョーむかつくわ。9月頭に入塾していてもむかつくわ。

ですよね・・・

そのうちだれもキャンペーンに見向きもしなくなるのでは

オオカミ少年と同じだと思います。
きっと『あの塾また入会金無料キャンペーンやってる、キャンペーンやってない時がないわね』

パチンコ屋さんの、大解放イベントと同じね!

なんと的確なたとえ!

しかもこれやりすぎると確か違法だったはずです。
『過大広告』?とかに当てはまるんじゃなかったかな?

我々は塾なんで、塾と言うサービスの中で勝負していくべきなんじゃないでしょうか。

結局は基本でしょう

大手の塾だと毎週のように会議があったりします。
数字の良い校舎の先生は実際に行っている施策の発表とかをしていくわけですが、実はこれかなり捏造が入っています。

発表することが決まった先生って、エリアマネージャーなどから発表してほしい内容をあらかじめ依頼されたりしています。

実際にやってもいないことを発表していることが多いのです。
これはおそらくフランチャイズの成功校舎事例発表も同じでしょう。
(私はフランチャイズの経験もありますが同じようなものでした)

で、実際に数字の良い校舎長にこっそり喫煙所で話を聞いたりしてみると

『え?特になにもやってないよ?当たり前のことを当たり前にやっているだけ』

これが真実でしょう。

塾経営の基本は
成績を上げる→チラシ・口コミ・WEB集客

これでしょう。

募集の苦しい時期は、生徒指導に全力なんてのも施策としてはありだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました