集客困難な10月

塾経営

やはり10月は厳しいです

×××・・・テスト対策プリント作成に時間を取られると言う言い訳を・・・×××

予想はしていましたが、やはり10月は厳しいようです。
今のところ外部からの問い合わせは1件もありません。

ひえひえー

なので1件無理やり引き出しました。

押し売り!

ちがうわ!

まえまえから調査をしていた兄弟生をここで強力プッシュしています。

上の子が通ってくれていれば、下の子がそのうち通ってくれる可能性は極めて大です。
ここは正直採算度外視で、『体験だけ来てください』と言って誘うのも良いと思います。

兄弟同時入会が最高ですが、各家庭で事情もあるでしょうから、無理に押し切らずそのうち入塾してくれることを見越して軽く体験に誘うのが良いでしょう。

何某式『塾営業』トーク

ターゲット情報

今回無理やり来校させたのは、中3で来てくれている生徒の一つ下の学年の子です。
成績状況的には、真ん中くらいの子でもう少し頑張れば上位の公立高校に進学できそうな生徒でした。
兄弟は結構おおいっぽい話をしていたので、そこまで塾にかけるお金もなさそうな感じがします。

今回も妻MOZを保護者代役にして、会話の流れを追っていきたいと思います。

ちなみに当然ですが、今通ってくれている上の子はしっかり勉強して成績は伸びています。

ロールプレイ前半

いやーおかあさん、○○さんかなり伸びてきましたよ!
お母さんも感じられているんじゃないですか?

そうですね!ありがとうございます。先生のおかげです。

来週から定期テスト対策に入りますので、毎日登校になりますがよろしくお願いします。

わかりました、先生にお任せします。

そういえば下にも中学生のお子さんおられるようですが、お母さん大変ですねー。

そうなんですよ・・・もう二年生なのに、勉強しなくって・・・

ここまではテンプレです。
同じような状況なら90%位この流れになります。

大体兄弟なんて同じように育つわけですから、上の子が勉強できなかったら下の子も出来ないことがほとんどです。

ここで重要なのは会話の内容ではなく、相手に複数回『YES』と言わせることです。

これは人間の心理らしく、3回以上『YES』と言った後にこちらから出した提案は『YES』になる確率が上がるんだそうです。

こんな人と同じことをしています。

ロールプレイ後半

下地を作った後に、本題に入っていきましょう。

おかあさん、来週からのテスト対策なんですが、下のお子さんも来ていただけませんか?
無料体験期間を当てますので、費用は掛かりませんが。

えっ!いいんですか?
ご迷惑じゃないですか?

うちはもともと4週間くらい体験期間を設けていますんで、皆さんに同じように提供しているものです。大丈夫ですよ。

えー、どうしましょう。

半分くらいの保護者はここで『YES』と言いますが、その後継続したときのお金の心配があるときは躊躇されるでしょう。

ちなみに、テスト対策期間は2週間ですので、その間だけ来てください。

その後はどうしたらいいんですか?

2年生の学年末テストで、もう一回2週間体験登校してくれたらちょうど4週間分の体験期間が終わりますので、上のお子さんが卒業されるタイミングでご入塾を検討していただければと思います。

(2年生の間ただでテスト対策見てくれるってこと?!?!)
えっ、いいんですか!それなら是非お願いします。

では対策プリントは今晩にでも印刷しておきますので、よろしくお願いします。

まぁほぼ100%近くこれで来校します。

例外は本人がよっぽど塾に行くのが嫌な場合ですが、そのための最後の一言です。
子供が何と言おうがすでに教材が用意されている(申し込まれている)わけです。

よほど変なひねくれた子じゃない限り、来校するでしょう。

がっついてはいけない

大手塾だと、こういう状況は即入塾に持ち込むように指導されます。
もちろん即入塾してもらうほうが、成績も上げやすいですし、売り上げ的にも良いでしょう。

でもまぁ、私はそこでがっつくよりも半年後に入塾させて良い口コミを作る方が良いと思っています。

実は大手にいたころも、研修などでは『即入会が生徒のためになる!』と言わされていましたが、実際は上手に体験期間やイベントを使ったりして、出来るだけ保護者の負担が少なくなるように料金を調整していました。

こういった対応を取っていると、たとえ上の子が不合格と言う結果に終わったとしても、『あの先生でダメならどうしようもない』と言う信頼を保護者から勝ち取ることが出来ます。

私はそちらの方が、お互い気持ちがいいでしょうし地域に根差した個人塾として正解ではないかと思います。

ちなみに、今までの経験ですと、この流れで50%位即入会しています。
残りの50%が学年が変わるタイミングで入会しています。

営業色を出さないことが重要

結構これが出来ていない先生が多いともいます。
大体自分の身に置き換えてみたらいいんです。
営業されたいですか?
私は嫌です。

保護者だって同じですよ、営業されたらいやなもんです。

他塾に通う新規の対応の例(10月関係ないですが)

先日とある大手塾に通っている方が説明を聞きに来られたんですが。
私は自塾の説明を一切せずに、その子の成績分析をした後に、もう一度今通っている塾の先生と成績の改善について話し合ってくださいと言って終わろうとしました。

すると
『先生って全く営業トークしないんですね・・・』

と言われました。
『いや、まぁ・・・してもいいんですが、営業トークされたいですか?』

と答えたところ、笑われました。
そして
『先生、よほど自身があるんですね。来月からお願いします。』

苦しい時こそ涼しい顔をしよう

どっかの軍隊で言われていたような気がします。

『士官は常に涼しい顔をするべし』

これを心がけておかないと、授業ににじみ出る恐れがありますし、焦りが保護者に伝わるかもしれません。

たぶん重要なことなのでしょう。

なんか話がそれてきたような気もしますが、テスト対策に追われている何某の現実逃避です。

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