個人塾が抱える問題点

塾経営

体が資本

体が資本とはよく言ったものです。
先日40℃を超える熱が出ました。
大手に努めていたころは、非常勤講師を動員したり、他校舎から応援を呼んだりして乗り切ることが出来るのですが、一人塾長の場合そうはいきません。

正直焦りました。
昔バイトに来てくれていた子に一日だけ来てくれないかとHELP要請をするか、もう休校にするか・・・

結局ふらふらでしたが、抗生剤と解熱剤の力で何とか校舎を休みにすることなく授業をすることが出来ました。

休めばいいのに・・・

極力それはしたくないですね。大手との差がついてしまうことになります。

ほかに手はないの??

MOZさんが授業をする。

やだ

一人塾長が休まなければならない時の対処法

初めに休校条件を明記しておく

これが一番無難でしょう、パンフレットに初めから『体調不良などによりやむなく休校となる場合があります』と書いておくのが無難でしょう。
その分テスト前などの無料補習を手厚くやっていれば文句を言ってくる保護者はいないはずです。

むしろ、ここで文句を言ってくる保護者がいる場合はその背景を考えることが重要になってきます。
①そもそも普段からまともな指導をしていない。
②かなりめんどくさい保護者

①は論外です、②の場合はこのさい切ってしまっていいと思います。
我々個人塾は大手と違い、あれもこれも手を広げてカバーすることなどできません。
所詮は隙間産業です、自分のファンを地域にどれだけ作ることが出来るかによって収入が決まります。

ここに手をかける暇があったら自分のコアファンに手厚く対応していくべきでしょう
(ただし、生徒数50名を超えている塾長に限る)

個別指導を併設して非常勤講師を抱えておく

そろそろ私もここを本気で考えています。
個別指導クラスを設置して、非常勤講師の確保をすることによって緊急時の対応をするのです。

大手塾では個別指導の非常勤講師は一斉クラスの授業など出来ないと思っている節がありますが(そうしないと社員の価値が無いですから・・・)やらせてみると結構いい授業する人もいます。

もし、一斉クラスに堪えないレベルの講師しかいないのであれば、塾長が休みの日は『抜き打ちテスト!』とかにして非常勤講師にテスト監督をしてもらうと言う技も使えます。

来年はうちは、この作戦で行こうと思います。

社員をもう一人雇う

もうこれが理想ですよね。
ただ人件費がかかるんですよ。
例えば生徒数が50人だったら平均月単科2万円として年間1200万円の売り上げです。
この状態でもう一人社員を雇うのはきついですねぇ。

年収300万くらいで来てくれるんならいいですが、私は自分の部下にもきっちり給料を渡したいので初年度でも400万は出したいところです。

そうなるとやっぱり60人以上生徒数が必要になります

そう考えると、夫婦経営の個人塾ってつよいですねぇ!

最近みみが遠くてよく聞こえないわ!

今できること

今回は耐えましたが、今現状で急に非常勤講師が増えるわけでもありません。
ですので、今年度もし同じことが起こった場合は休校にして、振り替えの授業を行う方法を取りたいと思います。

本校中学部は時間割上前半と後半に分かれていて、後半は全て空きコマになっています。
ですので、2~3日休んだとしても後半のコマを使って振り替え授業をすることが可能です。

小学部は個別指導形式なのでこちらも振り替えが可能です。

これは今年度のみ取れる手法ですがコストもかからず人材確保も必要でないため緊急的には有効でしょう。

来年度は本格的に個別指導を募集していきますが、料金あまり高くしたくないですよねー。
1対3とかにして月額15400円週90分×3回(やっす!)
生徒一人だと赤字ですね、ダメだ。
90分×2回とPC使ったトレーニングを90分入れるといいか。

これでいきませう。

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