問い合わせの気配を感じる

塾経営

気配を感じることが出来たら一流

自称一流の何某はこういったスキルを持っています。

今日と一昨日に冬期講習の問い合わせがあったのですが、両方とも妻MOZに『今日問い合わせが来る気がする』と予告していました

いつも『はいはい』って言ってるけど、毎回結構あたってるわよね。
エスパーです?

実は経験に基づいたものです。

一年は365日ありますが、そのすべてが同じ日ではありません。
当然講習会前は募集期になりますので問い合わせのほとんどはそこに集中します。

募集期の長さは塾の運営形態によっても異なります。
一般的な中学部メインの塾だと、講習会がはじまる1か月前くらいから募集期に入ると考えて問題ないと思います。
(この期間を2か月位取れるシステムを作っている東進衛星予備校はさすがです。日本一の予備校の名前は伊達ではありません。)

この募集期はよほど廃校寸前の塾でない限り、何らかの問い合わせが複数あります。
ですので、『今週問い合わせ来るだろうな』位であれば適当に言っても当たります

問い合わせを日にち単位で当てるべし

問い合わせが来そうな日

べつに統計を取ったわけではないですが、なんとなく曜日の偏りを感じます。
ある程度の理由も想像できますので上げていきましょう。

小学生・・・曜日の偏りはあまり感じません。小学生の場合保護者が共働きであったとしても、母親はパートタイムの可能性が高いため、どの曜日でも問い合わせてくるのだと思います。

中学生・・・この位の年になると母親もフルタイムであったり、パートでも時間が伸びていたりすることが多いので、平日の問い合わせは減って土日に問い合わせが来るように感じます。

高校生・・・高校生になると、保護者からの問い合わせよりも生徒本人からの問い合わせが増えてきます。きっと学校や部活で友達に誘われて、そのままスマホから申し込んでくるのでしょう。予測不可能です。

雨の日・・・たぶん、お母さん買い物に行くのがめんどくさくて暇なんじゃないでしょうか?特にお仕事をされていないお母さんが雨の日に問い合わせてきます。

個人塾のメインは小中なので

大体の個人塾のメインターゲットは小中学生かと思います。
ですので、上の考察からすると問い合わせが来やすいのは『週末』と『雨の日』となります。

これだけでも、募集期に週末もしくは雨の日に『今日来るかも!』っていう予想が50%位当たりそうな気がします。

でもまだ精度が足りない
さすがにこれだけではブログにする意味もないですし、生徒数を増やすためのレクチャーにもなりません。

あとは、チラシを打った週の週末は問い合わせあるかもしれません。
でもまだ60%でしょう。

ここまでだと、まぁチラシを打つタイミングを計る指標にはなります。
でもこれは教室長であれば誰でもやっていることですね。

地域の動きを感じる

ストック状況の把握

4号機ではないですが、地域にストックがたまっているかと言うことです。
高校生は別ですが、小中学生の場合子供が言う『○○さん来るかも!』は相当あてになりません。

真にあてになるのは、マッマコミュニケーションです。

以前面談の時に保護者に紹介をお願いすると言う記事を書いたと思いますが、それだけでは不十分です。
他にも保護者に接する機会はあります。
生徒の登下校時に保護者が迎えに来ていることがあるはずです。
積極的に話しかけましょう

(生徒の登下校時に、玄関の外に出ていないのは論外です。)

慣れてくると色んな情報を教えてくれるようになります。

立ち話で友人紹介をお願いするときの例

いやーお母さん、先日はM・Aさんのご紹介ありがとうございました!助かります。

一応個人情報なのでイニシャルにしておくと無難でしょう。
私は入塾者がいなくてもこれを言います。

えっ先生それ私じゃないです。

違うんですか!
てっきりお母さんの紹介だと思ってました。

いま誘っているのは○○さんですよ!

この会話が非常に重要なんです。
これにより地域に動きがあることがわかります。

今回MOZママは誘っている友達がいたので答えてくれましたが、誘っている友達がいなかった場合でも先にお礼を言っているので動いてくれる可能性が高まります。

そういえばお母さん、おかげさまで〇年生の数が増えてあと2席くらいしか空きがなくなりました。お友達で迷っている方がおられたらお早めにお願いします。

わかりました!
先生任せてください。

もうあれです、この言葉が出たらマッマは完全に味方です。
もう給料出してもいいくらいです。

地域のストックを把握できれば・・・

上記のように地域にストックをためていき、募集期に放出させていくと言うのがマッマネットワークを使った集客になります。

私の元上司にこういったことが異常にうまい人がいたんですが、その人は小中合わせて400人位集めていました。

お母さんとのコミュニケーションの中で地域のストックをためていけば、当然放出される量が増えます。
また、放出時期もかなり読めます。

問い合わせの気配を感じると言うことは、地域をコントロールすると言うことになりますので、募集には非常に重要なことと言えるでしょう。

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